配信前から炎上?『DQ チャンピオンズ』に対する評価まとめ

ドラゴンクエストと言えば皆さんは何を思い浮かべますか?多くの人が、現在も続いているスクウェア・エニックスのRPGゲームを思い浮かべると思います。しかし、アニメや漫画など、ゲーム以外にも「ドラゴンクエスト」様々なメディアに進出しています。今回は、そんなドラゴンクエスト作品の中でも最近スマホ向けに配信が開始されたばかりのDQチャンピオンズについて紹介していきます。

名作シリーズ

ドラゴンクエストシリーズは、1986年に初代作品が発売され、日本が世界に誇るRPGゲームのひとつとして有名です。独特な見た目なので知っている人も多いと思いますが、キャラクターデザインを手がけているのは「ドラゴンボール」でもおなじみの鳥山明さん。そのためか、「週刊少年ジャンプ」が第1作目の頃から開発に関わっていました。

新たなドラゴンクエストの姿

発表時には白石プロデューサーは本作について「ドラゴンクエストとして新しいジャンルに挑戦する作品となり、ぜひ期待してほしい」という言葉を残しています。そして今回は、コーエーテクモゲームスとの共同ということもあってか、配信前から多くのプレイヤーが注目していた作品でもありました。

概要

  • タイトル:ドラゴンクエストチャンピオンズ
  • ジャンル:乱戦コマンドバトルRPG
  • 対応機種:iPhone/Android
  • 配信日:6月13日
  • 価格:基本プレイ無料(アイテム課金型)

6月13日に発売されたばかりの新作ゲームで、現在は多くの人にプレイされていますが、実は配信前まではファンやプレイヤーからは期待ハズレのイメージが強かったんです。ところが、ベータ配信の後の評価は6割以上のプレイヤーから高評価を得る仕上がりとなりました。

モード

本作「ドラゴンクエスト チャンピオンズ」には複数のモードがあり、ソロで楽しめる「ストーリーモード」、PvP要素のある「大会モード」があります。3人1組のパーティで楽しむことや、スマホの画面を横にしてドラクエおなじみの「コマンド式バトル」が楽しめます。

配信前から炎上?

今年の1月に「ドラゴンクエストチャンピオンズ」のタイトル発表会の生放送が行われた際のことになります。ゲームの紹介や実機プレイなどが放送されたのですが、そのゲーム性にコメント欄が終始大荒れという収集のつかない事態になってしまったようです。

多くの改善すべき点が見られ、そのなかでも多くのプレイヤーに指摘されていたのが「ワンパンで相手チームを倒す」というシーン。本作は他のプレイヤーとの対人戦がメインなので、正直なところ必殺技を使ってワンパン(一撃)で倒された方は楽しくないですよね。せめて少しでも戦いの緊張感を味わえる戦闘ができなければ、やる人も減少してしまいます。

ドラクエにバトロワ要素

そして本作は、従来のドラゴンクエストシリーズとは全く違った、「ドラゴンクエストの新たな可能性」というテーマも掲げられています。それが今作の「乱戦コマンドバトル」という名のバトロワ。

実際に生放送では、フィールドに落ちているアイテムを拾うことでステータス値をアップしていきながら戦っていく大会モードの実機プレイも行われました。しかし、コメント欄では意見が分かれ賛否両論という結果に。

気になる課金要素

さて、多くのゲームに言えることですが気になるのは課金要素ですよね。俗に言う「Pay to win 」では無課金のプレイヤーが楽しくプレイできない、でも課金プレイヤーも重要なのでバランスが難しいところ。

本作の課金要素は「ふくびき」、いわゆる装備ガチャです。強い武器を手に入れられればゲームを優位に進めることができるものの、課金したからと言って必ずしも勝てるわけではない、バランスが取られているということでした。そう説明がされたものの、実際のところはどうなのでしょうか。

アンバランスなバトロワ?

ドラゴンクエストシリーズではよくある「レベル」という概念。本作でもその概念が存在し、それはモードを通して一緒とのこと。ストーリーモードやデイリークエストなどでレベリングを行うことができるというものでした。つまり、レベルという概念がバトロワでも適用されるということになります。

バトル開始時に既に差がついているバトロワ、例えるなら「銃を最初から持っているプレイヤーと素手のプレイヤーが混合している」という状況です。これは結構厳しいですよね。

試合のテンポ

1試合約15分~20分程かかり、そのうえバトロワなのにコマンドバトルというテンポの悪さが気になってしまうプレイヤーも少なくありませんでした。実際に、他のバトロワでコマンドバトルのものは存在しますが成功例は少ない傾向にあります。

あくまで開発途中

この時は開発途中だったので、これが最終形態という訳ではもちろんありませんでした。しかし、この時は多くのプレイヤーから「期待ハズレ」と思われてしまうようなできでした。配信後はプレイヤーの多くが高評価を出すような作品に仕上がっています。

まとめ

今回は、ドラクエ 新作の「ドラゴンクエスト チャンピオンズ」の配信前の炎上などについて紹介しましたが、いかがでしたか。リリース前は評価が低かったタイトルですが、プレイヤーの声をしっかり聞きいれ、無課金でも課金プレイヤーでも楽しめる作品にスクエニが仕上げています。