新型コロナウイルスの感染拡大のため、自宅で過ごす時間が増え、ネットフリックスやYouTubeのストリーミング配信を使うユーザーが急速に増えています。最も影響を受けたのはコンサートやスポーツイベントなどの観客に囲まれたイベントで、発表や試合ができない状況がまだ世界中で続いています。そんな世界的なパンデミックの中でも、世界中で注目を集めているのがeスポーツです。
Eスポーツ、またはエレクトロニック・スポーツは、コンピュータゲームなどでのスポーツ競技としていて、高額な賞金がかけられた世界大会もあり、今はプロゲーマーを目指している若者は少なくありません。そして、パンデミックとは対照的に、世界中で急拡大しているのがeスポーツ市場です。外出自粛で在宅時間が増えたのもありますが、eスポーツは様々な楽しみ方があり、プレイヤーとして参加するだけでなく、プロが観戦するのを観て楽しむ事もできます。
どのeスポーツが人気?
様々なeスポーツジャンルの中で、今回は主にプレイされているシューティングゲームをご紹介します。
VALORANT (ヴァロラント)
ライアットゲームズが提供する基本プレイ無料のシューティングゲームです。2020年6月にMicrosoft Windows向けにリリースされたにも関わらず、圧倒的なスピードで人気を集めていて、2021年の9月には3度目の世界大会を開催しました。ヴァロラントは戦略的FPSに超能力FPSを加えた、5対5のチームマッチのゲームで、プレイヤーは独自の能力をもったエージェントを操作し、攻撃サイドはスパイクと呼ばれる爆弾を設置し、爆弾させる事が目標となっているゲームです。ヴァロラントのエージェントはコスプレでも大人気です。
Call of Duty (コール オブ デューティ)
戦争をテーマとした コール オブ デューティ は様々なシリーズがあり、魅力のミリタリー系FPSです。プレイモードは沢山ありますが、eスポーツ大会では5vs5のチーム戦が採用されています。コール オブ デューティはモバイルもありますので、移動中やちょっとした空き時間にスマホで手軽に楽しめます。そして、公式大会第2弾「CALL OF DUTY®: MOBILE WORLD CHAMPIONSHIP 2021」はなんと賞金総額200万ドルが用意されています。
Counter-Strike: Global Offensive (カウンターストライク:グローバルオフェンシブ、CS:GO)
CS:GOは対テロ特殊部隊とテロリストの戦いを描いた戦略的ファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)です。2012年にリリースされたCS:GOですが、現在でも世界中で日々百万越えのプレイヤー数を持っています。Windows、Mac OS、Linux、PS3とXbox 360といった様々なプラットフォーム対応で、カジュアルモード、デスマッチモード、バトルロイヤルモードやデンジャーゾーンなどモードがあります。今年のメジャートーナメントではカウンターストライク史上最大となる200万ドルの賞金総額が設定されています。
どんな楽しみ方がある?
Eスポーツの楽しみ方は様々あります。自分がプレイするほかに、テレビやストリーミング配信で対戦する様子を観たり、イベントで観客席から観たり、プロプレイヤーがするYouTubeやTwitchでのライブ配信を観たりと色々あります。ギャンブルにも興味ある方は、大会やチームの情報を集め、eスポーツギャンブルでも楽しめます。