「チェッカーズって、名前は聞いたことあるけど、どんなゲーム?」 「チェスやドラフトとどう違うの?」この記事では、そんな疑問を持つあなたに、ボードゲーム「チェッカーズ(Checkers)」の魅力をお伝えします!この記事を参考に、シンプルなルールながら、奥深い戦略性を持つチェッカーズを楽しんでみてくださいね!
目次
Checkers(チェッカーズ)とは?
チェッカーズは、2人で遊ぶボードゲームで、古代エジプトで遊ばれていた「アルケルク」というゲームが起源だとされ 、紀元前1400年頃に遡る歴史を持つゲームです。 白と黒のマス目が交互に並んだボードと、円盤状の駒を使って対戦します。シンプルながらも奥深い戦略性があり、世界中で親しまれています。
Checkersのルールと遊び方
チェッカーズは、64個のマス目(8×8)が白と黒に交互に並んだチェッカーボードと、それぞれ12個の円盤状の駒を使ってプレイします。駒は黒と白の2色に分かれており、各プレイヤーがそれぞれの色を持ちます。
ゲームの準備
- チェッカーボードを置き、各プレイヤーから見て右下のマス目が白になるようにします。
- 各プレイヤーは、自分の側のボードの最初の3段に、黒マスに駒を1つずつ置きます。白マスは使用しません。
遊び方
- 黒のプレイヤーが最初に駒を動かします。
- 駒は斜め前方に、隣接する空いている黒マス目に進めます。
- 相手の駒が斜め前方にあり、その奥のマス目が空いている場合は、相手の駒を飛び越えてその空いているマス目に移動することで、相手の駒を取ることができます。 取れる場合は必ず取らなければなりません。
- 複数の駒を連続して取ることができる場合は、同じターンで続けて取らなければなりません。 複数の取り方が可能な場合は、いずれかを選んで構いません。
- 駒が相手の側のボードの最後の段に到達すると、「キング」になります。キングは、通常の駒と区別するために、別の駒を上に重ねて置きます。 キングは、斜め前後に移動できるようになり、より強力になります。
- すべての相手の駒を取るか、相手の駒を動けなくしたプレイヤーが勝利となります。
引き分け
以下の場合は、引き分けとなります。
- 全く同じ盤面の状態が、駒を取ることなく3回連続で出現した場合。
- 100回(各プレイヤー50回ずつ)の移動が行われても、駒が1つも取られない場合。
チェス、ドラフトとの違いは?
チェッカーズは、チェスやドラフトと似ていますが、それぞれ異なる特徴があります。
チェスとの違い
特徴 | チェッカーズ | チェス |
駒の種類 | 1種類(キングになる) | 6種類(キング、クイーン、ルーク、ビショップ、ナイト、ポーン) |
駒の動き | 斜め前方(キングは前後) | 駒の種類によって異なる |
目標 | 相手の駒をすべて取る、または動けなくする | 相手のキングをチェックメイトする |
戦略性 | 比較的シンプル | 複雑で奥深い |
起源 | 古代エジプト (直接的には中世ヨーロッパ) | 古代インド |
チェッカーズ(Checkers)はチェスに比べて駒の種類が少なく、ルールもシンプルです。そのため、初心者でも比較的簡単に始めることができます。
ドラフトとの違い
ドラフトは、チェッカーズと非常に似ていますが、主に以下の点が異なります。
特徴 | チェッカーズ | 国際ドラフト |
ボードの大きさ | 8×8 | 10×10 (8×8, 12×12 も存在) |
駒の数 | 12個 | 20個 (ボードサイズによる) |
先攻 | 黒 | 白 |
駒の動き | 基本的に斜め前方、キングは斜め前後 | 斜め前方と斜め後方 (通常の駒も斜め後退可) |
キングの動き | 斜め前後 | 斜め方向の任意のマス数移動 (飛び越し可) |
まとめ
チェッカーズは、シンプルながらも奥深い戦略を楽しめる、歴史あるボードゲームです。また、ゲームとして楽しむだけでなく、空間認識能力、問題解決能力、記憶力を向上させる効果も期待できます。この記事で紹介したルールを参考に、ぜひチェッカーズを楽しんでみてくださいね!